カンヌ騒然 全世界興奮!!

悪女

akujo
『殺人の告白』監督最新作  キム・オクビン シン・ハギュン ソンジュン
悪いのは、私か、運命か。
2018.2.10[sat]
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#悪女 映画
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THE VILLAINESS
今年最もクレイジーな作品―Indie Wire
リベンジスリラーの傑作―IGN
新たなアクション映画の幕開け―/Film
脳裏に焼き付く、冒頭7分間のノンストップ・アクション―VARIETY
世界に誇れる作品―the Hollywood reporter
INTRODUCTION 『殺人の告白』チョン・ビョンギル監督×『渇き』キム・オクビンが放つ、狂気全開の最先端スタイリッシュ・アクション、日本上陸!
美しく、壮絶に、狂っている。

香港、中国、ハリウッドを向こうに回し、アクション映画の限界値を猛烈な勢いで更新し続ける韓国映画界から、またひとつぶっ飛んだ傑作が誕生した。犯罪組織の殺し屋として育てられた1人の女性が、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み、愛と裏切りに翻弄されながら最強無敵の“悪女”と化していく――女性アクション映画の金字塔『ニキータ』に韓国的“恨(ハン)”のエモーションを投入したシンプルかつ濃密な物語のなかで、誰も見たことのないエクストリーム・バイオレンスが炸裂する!監督はスタントマン出身という異色の経歴を持つ『殺人の告白』のチョン・ビョンギル。その常軌を逸したアクションバカ演出に体を張って応えたのが、美しき破滅型ファム・ファタール女優、キム・オクビン。『渇き』では女ヴァンパイア、『高地戦』では凄腕スナイパーを演じて鮮烈な印象を残した彼女が、今回は持ち前の身体能力をフルに活かし、日本刀から自動小銃、ハンドガンから手斧まで多彩な武器を使いこなす戦闘シーンのほぼ全てをノースタントで熱演。復讐に燃えるヒロインが躊躇なく挑む超絶アクションの数々に、観客の理性も銀河の彼方へ吹っ飛ぶこと請け合いだ。『ジョン・ウィック』も『ハードコア』も『アトミック・ブロンド』も凌駕する、狂気の最先端アクションがここにある!

STORY
史上最強の女殺し屋。最後の暗殺ターゲットは、最愛だった男―

犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱き、結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていた矢先、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまい、逆上したスクヒは復讐を実行。しかしその後、国家組織に拘束されてしまい、政府直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて新たに運命の男性に出会い幸せを誓うが、結婚式の日に新たなミッションが降りかかり――

CHARACTER/CAST
  • キム・オクビン 写真
    「見せてあげる、あなたが作った私を」愛する人を殺され、運命に翻弄される最強無敵の女殺し屋 スクヒ
    キム・オクビン プロフィール
STAFF
チョン・ビョンギル 写真
監督・脚本・製作・アクション監修チョン・ビョンギル

1980年8月7日生まれ。スタントマン出身という異色の経歴を持ち、アクションスクール訓練生だった時の経験を活かして、2008年、29歳のとき、『俺たちはアクション俳優だ』で長編映画デビュー。2012年には、藤原竜也主演×入江悠監督で日本でもリメイクされ大ヒットを記録した『22年目の告白 -私が殺人犯です-』のオリジナル作品である『殺人の告白』の監督・脚本をつとめ、新人監督賞を多数受賞した。それから5年―、今作で再びアクション映画のメガホンを執る。自身の短編映画『Standing on the Knife(英題)』をもとに、「悪女にならざるをえなかった女性の人生」をテーマに、汚れた世界で生きぬく“悪女”、スクヒを作り上げた。

チョン・ビョンギル プロフィール
ACTION アクション必見ポイント解説
驚愕のFPSノンストップ・アクション!

最愛の夫を殺されたスクヒが敵の組織に単身乗り込み、たった1人で50人以上ものヤクザたちと死闘を繰り広げ、次々と血祭りに上げていく……というオープニングの展開からして強烈だが、その撮り方もすさまじい。イリヤ・ナイシュラー監督の『ハードコア』(16年)で全面採用された主観映像撮影、複数のカットを編集とCG処理で巧みに繋ぎ合わせる疑似ワンシーン・ワンカット技法を駆使し、異様な迫力に満ちた前代未聞の殴り込みシーンとなっている。しかも韓国映画らしく刃物を使った接近戦が山盛り。それを手持ち撮影+ワイドレンズによる超至近距離で体感させてくれるので、観ながらヒヤヒヤすること間違いなし! 途中でカメラの視点が切り替わり、鏡によってヒロインの顔が映し出される場面の演出もじつに鮮やかだ。

魅惑のコスプレ・アクション : ウェディングドレスで長距離狙撃!

あろうことか結婚式の最中にスクヒが狙撃命令を受けるシーンは、もちろん『ニキータ』のオマージュ。ウェディングドレス姿で長距離ライフルを構えるキム・オクビンの美しさにも惚れ惚れ。ちなみに本作は格闘戦だけでなく、ガンアクションもバラエティに富んでいる。終盤では厨房を舞台に、機関銃と拳銃を交互に使い分けたマイケル・マン作品も顔負けの銃撃戦が展開!

ヒロイン大暴走! 狂気のクライマックス!

本作には「カーアクションを肉弾戦の延長として撮る」かのような無茶なシーンが続出するが、その最たるものがクライマックスのチェイスシーンだろう。スクヒが敵の一団が乗り込んだバスを追うため、通りがかりの車のフロントグラスを叩き割り、ボンネットにまろび出て後ろ手でハンドルを握りつつ、全速力で車を走らせるという『デス・プルーフ in グラインドハウス』(07年)のゾーイ・ベルもびっくりのカースタントも呆然必至だが、それだけでは終わらない。バスに追いついたスクヒはすかさず車両に飛び移り、窓をぶち破って車内に侵入するやいなや、手斧一本で敵の集団を血祭りにあげていく! その姿はまさに鬼神、まさに怪物。撮影現場では何本ものワイヤーで体を支えられながら、道路スレスレ、対向車スレスレの状態で危険なアクションをやり遂げたキム・オクビンの鬼気迫る熱演からは、一瞬たりとも目が離せない!

深夜のバイク逆走チェイス+日本刀バトル!

暗殺任務を遂行し、バイクで逃走するスクヒの背後から、同じくバイクに乗ったヤクザたちが日本刀を手に追撃を開始する! バイカーたちが夜の路上を激走しながら日本刀で斬り合う......思わず作り手の正気を疑いたくなる場面だが、監督はこのシーンがいちばんのお気に入りなのだとか。そのあと両者 が対向車線に突っ込み、延々と逆走チェイスを繰り広げる展開も強烈。完全にどうかしている。

PRODUCTION NOTE
かつてないヒロインアクションムービーの誕生
「女性アクション映画」という韓国映画界への挑戦 ほとんどのアクションシーンをヒロイン自ら熱演 驚くほど緻密な撮影技術 キム・オクビンとシン・ハギュンの絆
「女性アクション映画」という韓国映画界への挑戦

韓国映画界を代表するアクション監督、チョン・ドゥホンが設立したソウルアクションスクールの元生徒であり、スタントマンへの道を挫折した経験をもつチョン・ビョンギル。養成所で出会った友人たちの軌跡を追ったドキュメンタリー『俺たちはアクション俳優だ』(09年・未)で監督デビューした彼にとって、かつてない究極のアクション映画を撮ることは執念にも近い夢だったに違いない。
商業デビュー作『殺人の告白』(12年)が成功を収めたあと、チョン・ビョンギルは『俺たちはアクション俳優だ』にも出演した盟友のアクション監督クォン・ギドク、そして撮影監督のパク・ジョンフンとともに、次回作の準備にとりかかった。目標は、あらゆる面において過去に例を見ないチャレンジに満ちた作品にすること。女性をアクション映画の主人公にするのも彼らの挑戦のひとつだった。「前からずっと女性アクション映画を作ってみたかったんだ。でも、その話を他人にすると“誰も観ないよ。韓国ではウケないよ”と言われる。だからなおさらやってみたくなった」と監督は語る。
韓国映画界では現在に至るまで「女性アクション映画は万人受けしない」というイメージが蔓延しており、そのため女優がアクションシーンを演じる機会は極端に少ない。しかし『マッドマックス怒りのデス・ロード』(15年)のように、女性の強さを賛否するアクション映画を自分たちも作れるはずだとチョン監督は考えた。『悪女』のシナリオが完成すると、彼はそれをすぐさまキム・オクビンのもとに送った。書き終えた瞬間、頭に思い浮かんだのが彼女の姿だったからだ。

ほとんどのアクションシーンをヒロイン自ら熱演

キム・オクビンは『悪女』の出演オファーを受けたとき、シナリオの内容に興奮しながら、かすかな不安と責任の重さを感じたという。
「もし私がこの映画に出て失敗して、やっぱり韓国では女性アクションはウケないんだと思われだらどうしよう?」。しかし、もともとテコンドーとハプキドーの黒帯を持つほどの優れた身体能力がありながら、それを仕事で活かす機会がなかった彼女にとって、スクヒ役はあまりに魅力的だった。
チョン監督の出演オファーを正式に快諾したキム・オクビンは、撮影開始までの3カ月間を、ソウルアクションスクールでの特訓に費やした。肉体面でのトレーニングに加え、劇中でスクヒが使いこなす多種多様な武器(ナイフ、日本刀、拳銃、機関銃、狙撃銃、手斧など)の扱いも習得。また、役柄のイメージを掴むために『LUCY/ルーシー』(14年)や『ハンナ』(11年)、『エレクトラ』(05年)といった欧米の女性アクション映画も参考にした。
クランクインしてからも、撮影日数70日間のうち63日がアクション撮影だったため、キム・オクビンは5カ月以上ひたすらアクション漬けの日々を過ごした。彼女は劇中の9割以上のアクションシーンを自ら演じている。高所から落下するような危険性の高い場面などを除いて、彼女自身が進んで演じたという。覆面を被っていて顔が映らない場面でも「段取りをいちばん飲み込んでいたのは自分だから」という理由で......その裏には、キム・オクビンの強い決意があった。「やっぱり女にはアクションは無理、とは絶対に言われたくなかった。私以外の女優たちのためにも」。アクション畑出身のチョン監督にとっては、ほとんどアクション未経験者のキム・オクビンが何もかも自分でやりたがるのは多少ヒヤヒヤしたとか。「素人が調子に乗ると怪我をするからね」。
逆に、さすがのキム・オクビンも「こんなの現実に撮れるんですか?」と思わずチョン監督に訊く場面もあった。そんなとき彼は自信たっぷりに「もちろん撮れるさ!」と答えた。アクションチームの面々はチョン監督とは旧知の仲であり、撮影は阿吽の呼吸でスムーズに進められていった。

驚くほど緻密な撮影技術

チョン監督は数年前にVR映像の短編企画に携わっていたことがあり、その感覚を今回の『悪女』にも持ち込もうと考えた。アクション監督のクォン・ギドク、撮影監督のパク・ジョンフンとテスト撮影を繰り返し、文字通り役者のアクションに肉薄する鮮烈なビジュアルを生み出した。そのため、クライマックスのバスのなかでの格闘シーンなど、狭い場所での撮影では、俳優たちはカメラにぶつからないよう気をつけなければならなかった。
冒頭、スクヒが50人以上もの敵と戦うことになる殴り込みのシーンは、映画ではワンシーン・ワンカットの長回しに見えるが、実際には5日間かけて細切れに撮影されている。段取りや編集点、位置関係や建物の造りなどを固めるため、まずスタッフはCGのプリヴィズ(試作映像)を製作。その映像をもとに撮影条件に合致する場所を求めてロケハンを行い、見つかったロケ地の特徴をさらにアクション設計に採り入れるという手順がとられた。過去作品を参考とせず、どのシーンも前例がないため、撮影時には絶えず映像をチェックし、その場で変更や調整が加えられていった。

キム・オクビンとシン・ハギュンの絆

連日のハードな撮影のなかで、キム・オクビンが相談役として頼っていたのが、かつて『渇き』『高地戦』で共演した先輩シン・ハギュンだ。彼はチョン監督とも8年前に別の企画で仕事をするはずだったものの、その企画は頓挫し、両者にとって今回の『悪女』が念願の初仕事となった。シン・ハギュン曰く「シナリオを読んだとき、女性をメインにしたアクション映画であることに嬉しさを感じた。韓国では男性中心のハードな作品があまりにも多いから新鮮だったよ。本来は女性の俳優がもっと活躍できるストーリーがたくさんあるはずなんだ。だから『悪女』をきっかけに、チョン監督に対するイメージが変わったね」。
チョン監督が言うには『悪女』というタイトルには皮肉が込められているという。「スクヒは冒頭からものすごい数の人間を殺すから、そういう意味では“悪女”に見えるかもしれない。だが、生まれたときから悪い人間はいない。実際、スクヒは善良な人物だが、あまりに苛酷な人生を送ったせいで“悪女”と化していかざるをえない。これはその過程を見つめる物語だ。いわば『悪女ビギンズ』だね」。

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